起業の技法

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転職の魔王様 

これは昨夕の湘南の空。まだ晩夏ではありませんが、後二週間で8月は終わります。

どんな9月になるでしょうか?まだみえないところに自分は立っています。

 

TVの話をします。

月10(カンテレ・フジテレビ系全国ネット月曜夜10時)で第5話までオンエアされてる『転職の魔王様』を最近観ています。

初回のオンエア(7月17日)を観て、パワハラを受けた未谷千晴(ひつじたに・ちはる/演じるのは、小芝風花さん)を観ていて、あまりにも可哀そうで、輪をかけて「転職の魔王様」の異名を持つ毒舌キャリアアドバイザー来栖嵐(くるす・あらし/演じるのは、成田凌さん)の言葉がきつくて、これはもう観れないなあと一旦見限りました。

それは私がキャリアコンサルタントであるからです。

 

職場のパワハラで苦しむ人は多いです。その苦しんでいる人に対してかける言葉には細心の注意が必要です。なぜならば傷ついた心を守ってさしあげる立場が私たちキャリアコンサルタントであって、その私たちが、きつい言葉を使ってどうするねん・・・と思うからです。

そうやって観ることを止めたこの『転職の魔王様』を、なんとはなしにまた観ました。第5話、8月14日。ここでいい場面がいくつかあって見直しました。

「見直し」。いい言葉です。私は「観なおし」ました。Netflixで全話観なおしました。

やはりキャリアコンサルタントとしての性(さが)でしょう。現代を生きる若者たちが転職をどのように経験するのかについて興味があるからです。

今夜10時から第6話を観ようと思います。

昨今のTVもなかなか厳しいです。視聴率5%を切っています。もう少しとってもいいドラマかと思いますが。

とても丁寧につくられているし、登場人物もなかなか好演しています。

なぜ視聴率5%をきるかを考えると、この転職というテーマがあまりにも身につまされるからなのかと想像します。自分が初回で観るのを止めようと一旦離脱してしまったように、ドラマの途中で止める人が多いのではと想像します。

月曜の晩に、観て辛くなるドラマは・・・。転職などあまり関係ない人であれば楽しめるはずですが。

 

そんなところに企画の難しさがあるように思います。

 

しかし私は最終話まで応援しようと思います。

つくり手たちの丁寧な仕事に好感を覚えるからです。今夜も。もちろん観ますよ。