起業の技法

これから起業するプロセスを ご一緒に。

「困った」に応えるために

転機の技法

この「起業の技法」を始める前に「転機の技法」というブログを書いていました。

4月から起業の準備に入って、自分の専門領域であるキャリアコンサルティングで役立つような記事を書き続けていこうと考えたのでした。

正式には4月22日にOpenし、7月24日に当初予定していた50記事が揃ったので、ここで一旦立ち止まり、内部リンクを貼ったりして、もっと読みやすいように仕上げていこうと思います。

建売住宅に例えれば、最後の内装の仕上げといったところでしょうか。電気・ガス・水道はまだひいていない感じです。

起業するにあたって、自分の専門領域をまとめていく作業は、少なくとも自分自身にとっては、意味のある事だと思いました。そして長年携わってきたキャリアコンサルタントとしての取組を振り返る意味においても、自分自身にとっては意味深いことでした。自分自身にとっては・・・。

 

「困った」に応えるために。

 

これからは、それをもっともっと考えなくてはならないと思います。就労支援機関で面談をするときには、クライエント(相談者)のお話を聞くことによって、「困った」を捉え、支援する方向性を探ります。そのあたりまえにしてきたことが、ブログではなかなか難しいです。例えば30歳の人をクライエントと想定しても、多様性のある人間を年齢という属性できりとることはできないからです。100人いれば100人の異なった人生を歩んでいると考える方が誠実です。

従って、クライエントの「困った」に応えているのかが、なかなかわからないです。それにサイトも、そもそもほぼ誰にも知られていない状況でもあります。

 

確か「転機の技法」を仕上げた翌日に、この「起業の技法」を開設したと思います。自分の本音をもっと明らかにして、起業の現在進行形を記録していきたいと考えたからです。その意味では「転機の技法」が、このブログの生みの親になったかもしれません。

 

写真の空は、昨日8月8日の空です。立秋です。立秋という言葉を、あまり聞かない一日でした。しかし確実に季節はかわっているのでしょう。