起業の技法

これから起業するプロセスを ご一緒に。

「見通し」人生の。起業の。

これは一週間前、8月5日(土)朝の湘南の空です。視程25kmと気象情報にはありました。

「視程」(してい)とは、昼間の空を背景に黒い目標がそれと認められる最大距離をさす言葉だそうです。

25kmといえば2万5千キロメートル。20kmの上空に広がる成層圏にまで見通せる朝でした。商工会議所で起業塾が始まる前に見上げた空です。

 

今日8月11日山の日の朝は、湘南では晴れています。各地の高速道路では渋滞が始まっているそうです。どうか気をつけて移動なさってください。

 

さて、空のように自分の人生の見通しが測れるといいですね。当然ながら自分の起業の見通しも予測できるといいですね。でも、本当に見通せていいのかどうなのか・・・わかりません。見通せないから、がんばっている面もあるからです。

 

起業の準備をしていて、今まで知らなかったことをいろいろ知るようになりました。

昔は起業というと、オフィスを構える人が多かったのではないかと思います。最初から固定費がかかる道を選ぶ・・・。それは大変なことだったに違いありません。2~3年して当初計画していた利益があがらなければ資金はショートし廃業する。そんな道筋を辿るのは辛いものがあります。

 

「うまくいったら」という前提で始めるのは、賭けになります。

「うまくいかないかもしれない」前提で、それでも倒れない戦略を考えます。

 

それはトライできる時間をあらかじめ決めて、2年なら2年、3年なら3年と決めて、生活費も固定費も計算して始めるべきでしょう。いうはやさし・・・ですが。

 

自分の視程は、正直いって、空のように毎日毎日かわります。

 

大切なことは、毎日、空を見上げることかもしれません。その日の視程に基づいて粛々とすべきことをする、ということでしょうか。

今日も、私は私のできることをします。

今朝の湘南の視程は、18km。現在、視程はとても良好だそうです。